URLとは?当たり前に使うURLについての基礎知識を解説します!

【 2025/07/01 21:13 更新 】
目次

    URLとは?

    URL(Uniform Resource Locator)とは、インターネット上のファイルの住所のことです。

    また、URLはパスの一種です。

    【 本記事のURL 】

    https://cojihana-note.com/content/0021

    パスとは

    ファイルやディレクトリ(フォルダー)がある場所です。
    【パスの基本に関する記事】

    リンク先のトップ画像

    URLの構成

    URLの構成

    URLの表記は決まりがあり、以下の構成となっています。

    【 URLの構成 】

    プロトコル://ドメイン名/目的ファイルのパス

    〜 構成要素の説明 〜

    プロトコル 通信のルール
    例:"http"・"https"・"ftp"
    ドメイン インターネット上の場所
    住所に例えると、建物の場所。
    例:"cojihana-note.com"・"github.co.jp"
    目的ファイルのパス 開きたいファイルの場所
    住所に例えると、建物内のファイルの場所。
    例:"index.html"・"img/test.png"
    ドメインをもう少し詳しく

    ドメインとはインターネット上の特定の場所(サーバー)を識別するための名前です。

    【 本サイトのドメイン 】

    cojihana-note.com

    インターネット上のサーバーには、電話番号のように"IPアドレス"と呼ばれる番号がついています

    サーバーを立ち上げる際、基本的にドメインを取得して"IPアドレス"と"指定したドメイン名"を紐づけます

    ドメインを設定するにはDNS(Domain Name Server)という専用のサーバーへ設定する必要があります

    こじはな

    こじはなNoteは、ドメイン"cojihana-note.com"で紐づけて!ってドメイン取得業者へ頼んだよ!

    【 ドメインの構成 】

    サブドメイン.セカンドレベルドメイン.トップレベルドメイン
    ※サブドメインは、ある場合とない場合があります。


    トップレベルドメイン インターネット上の場所の最上位の分類
    個人で自由な名前で新しく定義できない
    例:".com"・".jp"・".net"
    セカンドレベルドメイン 企業や個人が取得している、サイト固有の名前
    個人で自由な名前で新しく定義できる
    例:"cojihana-note"・"github"
    サブドメイン サイト内でさらにドメインを分けたい場合に使う
    個人で自由な名前で新しく定義できる
    例:"www"・"mail"・"blog"
    (プロトコル)HTTP・HTTPSとは

    HTTP・HTTPSは、通信のルールや手順である通信プロトコルの一種です。

    ※HTTPは"HyperText Transfer Protocol"の略で、HTTPSは"HTTP Secure"の略。


    【 HTTPとHTTPSの大きな違い 】

    HTTP
    • URLは"http://"から始まる。
    • 通信するときデータは暗号化しない
    • HyperText Transfer Protocolの略。
    HTTPS
    • URLは"https://"から始まる。
    • 通信するときデータを暗号化する
    • HyperText Transfer Protocol Secureの略。
    (プロトコル)FTPとは

    FTP(File Transfer Protocol)は、通信のルールや手順である通信プロトコルの一種です。

    その中でFTPはファイルを送受信するための通信ルールです。

    URLの構成をもう少し優しく言うと?

    URLの構成をもう少し柔らかく説明すると、以下のようになります。

    【 URLの構成 】

    プロトコル://ドメイン名/目的ファイルのパス
    ↓↓
    〇〇通信で△△にある(××内の)××ファイルを開く!

    URLのドキュメントルートとは?

    ドキュメントルートとは?

    ドキュメントルートのイメージ

    ドキュメントルートとは、ブラウザから直接アクセスできるファイルが置いてある場所のことです。

    もう少しだけ正しく言うと、公開されているファイルがある場所の基点です。

    Webサーバーには、外部に公開するファイルを置く場所と、外部からは直接アクセスができない未公開領域があるんです

    【 ドキュメントルート 】

    プロトコル://ドメイン名/
    例:https://cojihana-note.com/

    ドキュメントルートは一般的に、サーバー上のパス「/var/www/html/」に紐づけられていることが多いです。

    ※サーバーの設定によって異なります。

    サーバーとは

    サーバーは、他のコンピュータと通信ができるコンピュータのことです。

    大きな特徴はリクエスト(要求)を受け取って、それに応じたレスポンス(応答)をする役割を持つことです。

    リクエストとレスポンスのイメージ

    また、HTML/CSS/JavaScriptはブラウザで実行して表示しているんです。

    上の図だと、レスポンスのデータの中身は、HTMLファイルのコードが入ってます

    スマホに送られたHTMLのコードがブラウザで実行され、ようやく画面が表示されます。

    ドキュメントルートへアクセスすると、index.htmlが自動で開かれる

    URLでドキュメントルートへアクセスした際、ファイル名"index.html"が存在した場合、 "index.html"が自動で開かれます

    ドキュメントルートは、/index.htmlと等しい?

    ドキュメントルートに"index.html"が存在する場合、

    「プロトコル://ドメイン名/」=「プロトコル://ドメイン名/index.html」といえます。

    ※サーバーの設定によって異なる場合があります。

    まとめ

    • URL(Uniform Resource Locator)とは、インターネット上のファイルの住所のこと。
    • URLの構成はプロトコル://ドメイン名/目的ファイルのパスとなっている。
    • URLの構成をもう少し柔らかく説明すると、〇〇通信で、△△にある、(××内の)××ファイルを開く!っていう意味。
    • プロトコルは通信のルール
    • ドメインはインターネット上の場所で、住所に例えると、建物の場所。
    • 目的ファイルのパスは開きたいファイルの場所で、住所に例えると、建物内のファイルの場所。
    • ドキュメントルートとは、ブラウザから直接アクセスできるファイルが置いてある場所のこと。厳密に言うと、公開されているファイルがある場所の基点。
    • URLのドキュメントルートはプロトコル://ドメイン名/となる。
    • URLでドキュメントルートへアクセスした際、ファイル名"index.html"が存在した場合、 "index.html"が自動で開かれる
    【 2025/07/01 21:13 更新 】